整理・片付けのノウハウ！

片づけをしたいと思っていもなかなか出来ないという時には、大きな荷物の片付けに取り掛かる前に、まずは目についたものを片付ける習慣をつけるところからスタートしてみましょう。

例えば床に置きっぱなしの衣類。
「ほんの数枚だから、片付けは後でもできる。
今はテレビを見てるから後にしよう」と放置しておくと、そのままテレビに夢中になって衣類のことは忘れてしまい、床の上に置きっぱなしになってしまう、という経験をしたことも多いのではないでしょうか。
その場所が生活するときの動線などに支障がない場所の場合には片付けをしなくても生活には何の問題もありませんから、さらにそこに衣類だけではなく、カバンや不要な雑誌などが溜まって行ってしまいます。
多くの種類のものが溜まってしまってからでは、衣類はクローゼット、雑誌は捨てたり本棚に、というように、多くの場所に分類をしながら片付けをしなければいけなくなりますので、片付けをするのが嫌になってしまってそのままにしてしまう、という悪循環に陥ってしまいがちです。
さらに多くのものが床にあると、掃除自体も面倒になってしまってしまいますので、埃が溜まってしまいがちです。
片付けは先送りしないで目についたタイミングで行っておくと、簡単に整理や片付けができるようになります。
最初はほんの少しのもののために立ち上がるのが面倒だと思うかもしれませんが、目についたタイミングで片付けを行う習慣をつけることは、後々の整理や片付け、室内の掃除のためにも大切なポイントとなります。

また、なにかを捨てるときも同様です。
「いつか捨てるから、とりあえず置いておこう」と、目につかない押し入れやクローゼットの奥に突っ込んだままのものがたくさんあるという人は、多いのではないでしょうか。
これもまた数が増えて行くと、多くの荷物を捨てなければいけなくなりますので重労働になってしまったり、それら1つずつを見てさまざまなことを思い出して捨てる作業が進まなくなってしまいがちです。
さらに以前は捨てようと思ったけど、やっぱりいろいろな思い出があるから捨てられない、というように、途中でやめてしまって再び押し入れやクローゼットの中にしまい込んでしまうことがあります。
何かものを捨てるときにも「これはもういらないな」と感じたタイミングで捨てておく方が、結果的には部屋の中もすっきりとしますし、一度に多くの荷物を捨てなければいけない、という労力を使わなくて済みます。