違法な不用品回収業者を見分ける2つのポイント！

「粗大ゴミが結構出たから不用品回収業者に頼もうかな」
「家電を買い替えることにしたから捨てなきゃいけないけど、自分で運ぶのは大変だなぁ」
不要になった家電や家具を処分したいと考えたときなど、不用品回収業者に依頼する機会は意外と多いのではないでしょうか。

そして、そうした需要の大きさを反映して、不用品回収業者の数も非常に多いです。
その中には、仕事が丁寧で、優れた不用品回収業者がいる一方で、残念ながら悪徳業者というものも存在します。

今回は、悪徳業者、違法な不用品回収を行っている業者の見分け方をご紹介致します。

 

■違法な不用品回収業者に依頼するとどうなる？

⒈ 不法投棄につながる

違法な不用品回収業者の中には、不用品回収をしたあと、山や池に不法投棄をしてしまう業者も存在します。
そうした業者に不用品回収を依頼すると、不法投棄による環境破壊を助長してしまう、また、リサイクルの機会を逸してしまうことになります。
冷蔵庫などはリサイクルすれば活用できることがあるため、法律所定の方法で回収してもらうことが義務付けられています。

⒉ 依頼人が処罰される場合がある

違法な不用品回収業者が悪いのはもちろんです。しかし、そうした業者に依頼してしまうと、依頼人も処罰を受ける場合があります。
廃棄物処理法によれば、許可を得ていない業者に不用品の処分を依頼した人間も、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはその両方を課せられることがあります。

 

■違法な業者を見分けるポイント

・宣伝方法は問題ないか
ホームページを開設し、そこで宣伝し、予約を受けてから不用品の回収に向かうのが通常の宣伝方法です。
しかし、街中を歩いていると、トラックから拡声器で話しながら、不用品回収をしている業者に遭遇することがあります。
こうした非効率的な手段を選んでいる業者は、ホームページを開設できない違法なやり方をしている業者である可能性があります。

・見積もりや料金体系が曖昧
この点には気をつけるのがおすすめです。
曖昧な料金体系を見て、詳細を尋ねることなく回収してもらうと、法外な金額を請求されることがあります。
荷物を積み込んだ直後に料金を請求してくるのも悪徳業者によくある手口です。注意が必要です。

 

■まとめ

今回は違法な業者を見分けるポイントをいくつかご紹介致しました。
違法な業者に関わってしまったがために、自分まで法律違反の扱いをされたらたまらないですよね。業者選びには時間をかけるのがおすすめです。参考にしてみてはいかがでしょうか。