神奈川の業者が解説、不用品回収と不要品回収の違い

不用品と不要品は読み方が同じな上、使用されている漢字も似ていることから、その違いについて特別気する人はあまりいないかもしれません。両者は別の意味を持っているため、神奈川県でも、不用品回収と不要品回収では意味が違ってくるので注意が必要です。

 

不用品は用いることができない品物という意味があります。一方不要品は、必要のない品物のことを言います。何が違うかと言うと、前者は壊れて使い物にならない、つまりジャンク品を指し、後者は壊れていないけれど使わない品となります。どちらにしても使わないので意味は同じと考えるかもしれませんが、回収会社にとっては意味合いが大きく変わってきます。

 

意味合いから考えると、不用品はごみになります。ですので不用品回収をする会社は、家庭から出されるゴミを引き取ってくれます。反対に不要品回収をうたっている企業は、リサイクルできるような品物を回収することが目的です。不用品と不要品との区別をつけずに、ひとつにまとめて不用品回収に出した場合、売れる可能性のあるものをお金を払って引き取ってもらうことになります。逆に壊れて使い物にならないものを含めて不要品として回収を依頼する場合、不要品しか引き取ってもらえない、ということが考えられます。

 

いらないので処理したいと思っている品物を、まずは不用品・不要品にわけましょう。わける基準は、使えるかどうかです。もしゴミとして回収してもらいたいものが多い場合は、不用品回収を専門とする会社に依頼します。神奈川県内には多くの不用品回収会社があります。中には許可を得ていない店もありますので、選ぶときには十分注意しましょう。

 

不用品の回収が認められているのは、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている会社です。許可を得ているかどうか、少なくともこの点だけは事前に確認しておくことをおすすめします。

 

不要品の回収方法はいくつかあります。リサイクルショップに依頼して引き取ってもらう方法がまず挙げられます。リサイクルショップは寄付するまたは買い取ってもらうどちらかの方法での処分が可能です。

 

買取専門店に依頼して買い取ってもらう方法もあります。買取専門店は品物を査定し、金額を提示します。その金額に合意した場合は売買が成立しますし、断ることも可能です。

 

不要品を自分で出品して売るには、ネットオークション等を利用するのが一般的です。オークションサイトに登録すれば出品でき、価格も自分で設定できるなど自由度が高くなります。必ず売れるという保証はありませんが、予想以上の値で落札されることもあるので、興味があったら挑戦してみてもいいでしょう。