2016.05.20
灯油の正しい捨て方
冬に購入した灯油が中途半端に余っていたりしませんか?
灯油は使い切ろうと努力しても毎年使いきれずに残った灯油の処分方法に困ってしまう方も多いというお声をよく伺います。
ここで注意しておきたいのが、灯油の取り扱い方です。
もしも間違ったすてかたをしてしまうと、火災の原因になるかもしれません。
そこで今回は灯油を正しく処分する方法をご紹介いたします。
・少量残ってしまった場合
どうしても使い切れずヒーターやタンクに少し灯油が残ってしまった場合は新聞紙を使って処分する方法が一番簡単です。
まず
雑巾や新聞紙に灯油にしみこませる
↓
染み込ませたものを新しい新聞紙で包む
↓
可燃ごみとして出す
という簡単な方法になっています。
ここで注意しておきたいのが、自治体によっては、灯油を可燃ごみとして出せない地域もあるということです。
事前にホームページや電話で確認しておくとよいでしょう。
・大量の灯油が余ってしまった場合
大量に余った灯油の場合、ガソリンスタンドに引き取ってもらうという方法があります。
危険物の扱いに慣れているガソリンスタンドに持ち込めば安全に処分してくれるでしょう。
処分は基本的に無料ですが、お店によって有料で行う場合もあるので気を付けましょう。
その他にも知り合いにあげるという選択肢もあります。
新しい灯油であれば、友達や知り合いにわけるのも手軽です。
その際は、灯油用のプラスチック製タンクを使用し、フタがしっかり閉まっていることをしっかり確認してください
もしも家の近くにガソリンスタンドがなかったり、もらってくれる知り合いがいないのであれば、回収してくれる不用品回収業者に依頼しましょう。
自宅まで回収に来てくれるところが多く、早ければ即日回収も可能です。
意外と知られていませんが、不用品回収業者の中には、危険物の取り扱いができるところも多くあり、行政のルールに従い安全に処分してくれますので安心です。
忙しい方、自分で処分先に持ち込めない人には最適な方法でしょう。
処分はしないでもったいないからと言って長期間保存しておこうという方もいるかもしれませんが
・発火する可能性がある
・灯油の劣化
・火災が起きたとき火の勢いが増す
以上のように、灯油を保管するデメリットは危険なものばかりです。
このような危険を抱えながら灯油を保管するより、来シーズンに購入したほうがよっぽど安心ではないでしょうか?
灯油は可燃性があり、取り扱いには注意が必要なので、灯油はシーズン中に使い切るか、処分することをおススメします。