2016.04.15
ゴミ屋敷になる前に!
ニュースなどで取り上げられる事も多くなり、ゴミ屋敷という言葉自体が社会的にも認知される様になりました。
皆さんご存知の通り、過剰な持ち物が家全体に蓄積し、最終的には家の外にまで溢れ出し、片付ける事ができなくなった状態のことを言います。
匂いや見た目からご近所にも迷惑になってしまいますし、掃除ができなくなってしまうと溜まってしまう埃やカビなどが原因で、健康被害も出てしまいます。
そうならない為にも、日頃から整理整頓を意識し、ゴミ屋敷状態を回避する事を考えておきましょう。
まず、何故家の中が散らかってしまうのか、というところから見ていきましょう。
ゴミ屋敷は、先程も述べた様に、物が異常に多い状態から引き起こされます。
普通に生活していると、買い物や、人とのやり取りや、広告などの紙類など、様々な形で物が増えていきます。
そして、日常的に、或いは大そうじなどのきっかけを利用して、それらの物は整理されます。
このバランスが崩れ、処分するというプロセスが無くなってくると、徐々に物が増えていきます。
これは加速度的に増えて行ってしまう事が多く、一度溜め込むとどんどん持ち物が多くなってしまうのです。
簡単にまとめると捨てるものよりも家のなかにものが入ってくる量が多ければ多いほどゴミが増えていく、という事です。
ここを踏まえておいて、まずは余計な物を増やさない、増えたらバランスとして減らす事を考える、という習慣を徹底させましょう。
そして、必要な物を整理整頓し、美しく生活するというのも重要なポイントです。
片付いた家の中では、増え過ぎた物は自然と気持ちが悪く見える物です。
必要か必要でないかを見極め、処分するという流れを自然な物にするためにも、家の中を常にきれいにしておく事を心がけましょう。
簡単な事からで構いません。
使った物はすぐに元の場所に戻す。
玄関の靴も、出しっぱなしにせず下駄箱に収納する。
洋服で散らかったりする人はすぐにハンガーにかける癖をつけたり、クローゼットの中に定位置を作ってあげるのがおすすめです。
台所や水回りも同様です。
飛び散った水は必ず拭く、洗い場のすぐ近くにゴミ箱をつくりたまったらすぐ捨てる、など、小さな事でもまずは清潔を心がけましょう。
毎日の細かい積み重ねから意識を変えて行く事で、ゴミ屋敷になってしまう前に、家の中をきれいに、整理された状態に保つ癖をつけてしまいましょう。
汚れをためてしまうと、大変な事になりますよ!